September 2007 Archives

ISCAR(International Society for Cultural and Activity Research)日本大会/アジア大会(第1回)において、以下の話題提供を行いました。

日時:2007年9月6日、7日
会場:武蔵工大横浜キャンパス

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企画名:リアリティのデザイン:何かを見て何かを見ないテクノロジー

企画者:
有元典文・横浜国立大学

話題提供:
土倉英志 (首都大)
岡部大介 (慶應義塾大学)
尾出由佳 (東京大学)
紅林裕子 (横浜国立大学)

コメント:
茂呂雄二

「障害/行為可能」、「職人/徒弟」、「素朴な経験/専門家に意味づけられた事態」、「腐女子/婦女子」、こうしたリアリティの異なるバージョンの同時性は、リアリティが観察のテクノロジーによってその都度交渉されるものであることを示している。リアリティとは、見る要素と見ない要素の複雑な文化的パターンである「星座」に例えられるような観察の実践。ある星座を見るためには、同時に、非常に多くの要素を見ないという実践をする必要がある。あるリアリティのバージョンを見て取ることは、数多ある様々の要素の選択と無視の実践に他ならない。リアリティが交渉的であり、それ故、揺るぎなくリアルであることをフィールド調査から示す。
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ISCAR 第1回国際アジア大会「活動、学習、人工物のフィールド研究とデザイン」プログラムのワークショップで発表しました。

■9月6日 10:30-12:40 
セッション6-1A 32A室
 リアリティのデザイン:何かを見て何かを見ないテクノロジー
 企画・司会:有元典文・横浜国立大学
 話題提供:土倉英志 (首都大)
      岡部大介 (慶應義塾大学)
      尾出由佳 (東京大学)
      紅林裕子 (横浜国立大学)
 コメント:茂呂雄二(筑波大)
概要:「障害/行為可能」、「看護師/看護学生」、「職人/徒弟」、「素朴な経験/専門家に意味づけられた事態」、「腐女子/婦女子」、こうしたリアリティの異なるバージョンの同時性は、リアリティが観察のテクノロジーによって、その都度交渉されるものであることを示している。リアリティとは、見る要素と見ない要素の複雑な文化的パターンである「星座」に例えられるような観察の実践。ある星座を見るためには、同時に、非常に多くの要素を見ないという実践をする必要がある。あるリアリティのバージョンを見て取ることは、数多ある様々の要素の選択と無視の実践に他ならない。リアリティが交渉的であり、それ故、揺るぎなくリアルであることをフィールド調査から示す。

サブカルチャーのデザイン

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サブカルチャーのデザイン
認知科学会大会においてDEE企画ワークショップを催します。
今年度はいわゆる「サブカルチャー」の成立を、人工物やネットワークの組織化の観点から具体的に分析した意欲作が報告されます。

日時:9月3日17:30-19:30
場所:成城大学8号館2階821

DEE 企画 「サブカルチャーのデザイン」
企画:
有元典文(横浜国立大学教育人間科学部)
上野直樹(武蔵工業大学環境情報学部)
岡部大介(慶應義塾大学政策・メディア研究科)

話題提供:
澤田浩二(武蔵工業大学環境情報学研究科)
古沢剛・松村飛志・上野直樹(武蔵工業大学環境情報学部)
ソーヤーりえこ(大阪大学留学生センター)
岡部大介(慶應義塾大学政策・メディア研究科)
岡崎ちひろ(横浜国立大学教育学研究科)・有元 典文(横浜国立大学教育人間科学部)

指定討論:
上野直樹(武蔵工業大学環境情報学部)
土橋臣吾(武蔵工業大学環境情報学部)

企画趣旨
従来、サブカルチャー研究は、社会学におけるシカゴ学派やカルチュラル・スタディーズによって担われてきた。認知科学の文脈の中では、80 年代後半以降、状況論によって、こうした社会学研究の系譜は受け継がれ、学習研究、ワークプレイス研究、実践のコミュニティ研究として展開されてきた。しかし、現代のサブカルチャーは、web2.0 的なテクノロジーや他の様々な人工物を取り込み、新しいネットワークの様相を見せている。こうした現代のサブカルチャーの中に、テクノロジーを含む今日的な社会組織、知識形態、学習形態を見いだすことが可能である。このワークショップでは、こうした背景をふまえ、サブカルチャーを人工物、テクノロジーを含むハイブリッドな構築物としてとらえ、様々な「サブカルチャーのデザイン」に焦点を当てたフィールド・ワーク研究やテクノロジー・デザインを紹介しながら、社会組織=知識の形成のあり方やテクノロジー・デザインのあり方への新しい観点を探る。