September 2009 Archives

教育心理学会

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毎年シンポジウムなりポスターセッションなりで参加している教育心理学会。今年は静岡大学で開催された。静岡駅周辺は、『静岡おでん』の屋台街や、狭い横丁も点在していて、赴きのある街だった。


主には共同的に研究、執筆活動をさせていただいている、横浜国立大学の有元典文先生のゼミと行動をともに。


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共同研究をしている郡司さん(横浜国大M1)と、お世話になっているネトゲ廃人(旧)の松田さん。どういう行為をなすことで、わたしたちは「恋愛感情」という不可視のものを相互行為上実体化しているのか、というテーマ。


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白百合女子大学の亀井さんから、「恋愛感情」や「性欲」が道具的に使われる集団をフィールドにしてみたら、とコメントをいただく。もしくは宮台さん的「制服少女攻め」で、社会問題からスタートしてみると、論旨が分かりやすいかもしれない、とコメントをいただく。


クラブ、キャバクラなどは、恋愛感情の出し入れが商売道具なわけなので、格好のフィールド。または、恋愛感情を噴出させるような文脈ではないだろうけど、合コンなどでのコミュニケーションもデータになるやもしれない。



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学芸大学博士課程の漏下先輩のポスター発表。


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久しぶりに会う方々と近況を交換することも、学会のたのしみ。

ショートコント『こんな狭いところで座頭市』

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墨東まち見世2009」の開会式が、キラキラ橘商店街で開催されたのでゼミ生5人と参加してきた。



キラキラ橘商店街のお店のお惣菜が並ぶ壮観なテーブル。ぎょうざ×3店舗、漬け物、イナゴの佃煮、唐揚げ、ごぼうサラダ、卵焼き、厚揚げ、がんも...。


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各お総菜は、テーブル中央の商店街マップとひもづけられている小粋なデザイン。


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ちょこちょこと、いろんな方々にご挨拶させていただいたり、遅れてくる人たちを駅まで出迎えにいったりしていたのですべてのパフォーマンスをみることはできなかった。私がみることができた中で、私の心を強く打ったのが、ミラクル☆パッションズによるショートコント『こんな狭いところで座頭市』。


涙がとまらなかった。


「舞台としては狭い」空間で座頭市をやるという意味にとった私は、本当にセンスのかけらもない凡人だ。舞台に登場したのは、スーパーなどで段ボール箱を運搬するためのゲージ。


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そしてミラクル☆パッションズのメンバーが入っている。


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布で覆われ、軽妙なBGMにあわせて、3人が着替えをはじめる。


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...そして、このショートコントをみたい人は、このコンテナの中に入り、超至近距離で(『こんな狭いところで座頭市』を)鑑賞することができる。ミラクル☆パッションズの2人のわなわなとした小刻みな震え、アレンジのきいた台詞、汗臭さ、すべてを感じ取りながらの、コンテナという『こんな狭いところで座頭市』。


しかも、勝新バージョンと、北野武バージョンから選択が可能であるという心配り。


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コンテナにひとだかりができる。ただしこの作品は、コンテナの中に入って座頭市をみるもの。10人くらいの人が『こんな狭いことろで座頭市』を堪能したところで撤収。


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最後まであんまさんの状態ではけていかれた。


涙がでた。


着替えた洋服や小物を入れていた袋なども、自分たちで持ち帰る。ミラクル☆パッションズ、10/10と11に公演を行うようで、激しく楽しみ!

ポートフォリオ勉強会

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通称「ポト便」?


修了生の野々山さんと、卒業生の鈴木さんを無理言ってお招きして、3年生に就活での売り込みに必要となるポートフォリオ作成のガイダンスを行っていただいた。


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講師の野々山さん。狂気じみた方だが、実際に大学院時代に作成されたポートフォリオを見せていただくと、呆然とするくらい素晴らしい出来映え。


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このような状態のポートフォリオの作成それ自体にすぐに取りかかるわけではない。後で分かったことなのだが、いきなり人事に見せられるようなポートフォリオなんて創れるものではない。



この日ひたすら行ったことは、A3の紙に、将来こうなりたい!という自分の姿と、今(まで)やっていることがらをとにかく思いつくままに書き出す作業。ポストイットに書き出しては発表し、またやり直し、...を繰り返した末に、「将来の姿に行き着くために、今やっていること」だけを残して、自分の現在と未来とを結びつける。


最後に、「企業に買ってほしい自分の特徴」は何かを、今やっていることと将来の自分とを結びつけるモノとして呈示する。そして自分にキャッチコピーをつけて発表する。


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...難儀だ。自分がやっていたら確実に鬱になる。羞恥プレイからの鬱だ。


それでも、ゼミ生らは自分の人生や将来像を反芻しながら、ポストイットを貼ったりはがしたり、たまに移動させたりしていた。将来の姿は自分の現在があってのものであることを再認識させられてしまう。それは、自分の将来の「理想の姿」のポストイットを1枚また1枚と用なしとなっていく過程で強く認識させられてしまうものだったと思う。


次回のポト便は、10月。繰り返し行おう!

和田町ショートトリップ

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学生と一緒に、和田町まで車で移動して、『和田町ショートトリップ』のイメージビデオを撮影してきた。和田町不動尊の鳥居をくぐり抜けた社前にて、地元住民の目に晒されながらの映像撮影。とはいえ機材はザクティと小道具だけだけどね。



和田町に降り立った女子大学生が目を閉じて夏祭りの時に採取された音@和田町を聴きはじめると、そのときの情景に放り込まれたような錯覚を生むという、仰々しいストーリー(発案者、わたし。36歳、ごめん)。


映像公開は、10月下旬。

ヤンエグ

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質的心理学会に参加。「ユルオタ」を取り巻く様々な「社会的空間」を眺めながら、そのような「社会的空間」と「ユルオタ」というカテゴリまたはアイデンティティの不可分性について発表。



そしてヤンエグロードのはじまり。


会場は北海学園。12日はSFCで認知科学会にワークショップ企画として参加し、夜は湘南台の八田で打ち上げ。深夜に帰宅して、札幌と函館のパッキング。13日は朝5時に家をでて車で羽田空港へ。有元先生と修士の近田(イケメンのほう)と空港で待ち合わせ、6:40の便で札幌へ。


これみよがしに、へそから下の話があまりでない形のエージェンシー議論を有元先生とかさね、新千歳から電車にゆられて札幌へ。朝飯は電車内でご足労いただいてご購入いただいたウニ丼。



北海学園に9:35頃に到着。朴さんや茂呂先生の絡むシンポジウムを聞く。午後の出番でユルオタの生態系について、すごくオタっぽい甲高い声の早口でしゃべり、『マトリックス』や『攻殻機動隊』の祖、『ニューロマンサー』の存在を知る。読んでなかった。


15時半に学会会場を離れ、札幌の丘珠空港へ向かう。このへんでヤンエグっぽいと意識する。1日に2回、忙しく飛行機に乗ることで、ヤンエグと認識するみたい。ヤンエグなので、丘珠空港の搭乗待ちの時間には必要以上にラップトップのキーを叩く。


ヤンエグなのでPCではなくラップトップ。


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函館までの道内便に乗り込み、40分で函館空港へ。機内では爆睡。すぐにバスで函館駅前に抜けて、はこだて未来大の南部先生らと合流して「根ぼっけ」へ。


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イカはのどごし。消化に悪くて便をふさぐけれども、おかまいなしに激しく嚥下を繰り返した。明日からはこだて未来大学で3日間の集中講義。

誕生会

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ゼミ生の誕生日。なので無限ケンタッキーと、具材持ちより手作りケーキをテーブルに並べる。クラッカーでお出迎えし、こういった誕生日のような機会じゃないと食べないチキンを咽頭から注入。


学会の準備が8割方終わったので、肉がうますぎた。


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幻聴妄想カルタ

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墨東まち見世2009の拠点の1つであるロビーにお邪魔したら、岸井大輔さんより『幻聴妄想カルタ』をご紹介いただいた。名称を耳にした時点で、秒速で購入しようと強く誓う。


かるたの文言を目にしただけで、強く惹かれる。「コンビニに入るとみんな友達だった」「若松組が床をゆらす」「むりやり天皇にされるところだった」...。東京の世田谷にある共同作業所「ハーモニー」のスタッフが、統合失調症患者とともに、彼らのかたりや幻聴や妄想をもとにデザインしたもの。


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自分たちの妄想や幻聴をカルタ・メディアにすることによって、自分たちのことを知ってもらおうという意図が含まれているようである。

墨東まち見世2009 web 完成

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墨東まち見世2009」のweb始動!



9月1日から12月6日まで開催される、墨東まち見世2009に正式に関わることが決まった。その仕事のはじまりは、web制作。デザイナーによるデザインのもと、ゼミ生(3年生)の関郁恵さんメインで、木谷理彩さんとともに、具体化していった。


もともと実力のある学生さんだけれども、プロのデザイナーとのやりとりを経験できたことは非常に大きいと思う。寝ずの作業、本当にお疲れさまです。



webは、墨東エリア在住の方以外に向けた「アウトリーチ」の宣伝媒体でもあるけれども、同時に墨東エリアの方々向けの、「インリーチ」として響くものにしていければと思う。


近所で行われているアートイベントを、住人にとって「気になるもの」にしたい。ちょっとのぞいてみようかな、と思えるような情報発信をしたい。まちが常に胎動している様子を可視にするべく、議論の上、トップページはブログにした。


日々更新される情報を伝えられそうだし、まちなかで突発的に「明日こういったアートイベントやります」といった告知は実際に多そうだ。


こういった実践に参与できるとは、激しく興奮する。



とにもかくにも、公開状態までこぎつけられてよかった...。

下記の通り日本認知科学会第26回大会においてDEE主催ワークショップ「知覚の文化的デザイン」を開催いたします。エスノメソドロジー、生態心理学、文化心理学の諸派は、主体性のメカニズムを皮膚の内側だけに求めないという点で共通で、その手法と説明の図式の点では異なります。今回の知覚をめぐる議論の中で、共通点と差異が示され、今後の豊かな交わりの始発点となると期待されます。是非ご予定いただき、ふるってご参加ください!

日程:9月12日16:30〜18:00
会場:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
web:http://www.jcss.gr.jp/meetings/JCSS2009/index.html
企画:有元典文(横浜国立大学)・岡部大介(東京都市大学)
話題提供1 西阪仰(明治学院大学)「胎児を見る道具を介した視覚の達成」
話題提供2 三嶋博之(早稲田大学)「アフォーダンス知覚とその公共性」
指定討論:青山征彦(駿河台大学)・土倉英志(首都大学東京大学院)
(敬称略)

企画趣旨や発表概要については、こちらをご覧下さい。
http://sigdee.net/dee2009.pdf