通称「ザツゼミ」と呼ばれる、2年生が来年のゼミを選ぶための、3年生/4年生によるゼミ紹介イベントが開催された。大学の「カフェ」スペースに各研究室がブースを構えて、2年生が自由に見て回るもの。
ゼミ長の渡部拓郎さんはじめ、3年生が一生懸命に準備してくれて、当日も2年生の応対にあたってくれた。無限に多謝です。その中で、2年生や3年生と話す機会があって、質問を受けたりする中でいろいろと考えるところがでてきた。
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それらはゼミのデメリット集、というよりも私のデメリット集。それらを築きなおしていくには、数年間常に動きの中で考え続けてやっと改善されるかされないか、と思われることばかり。
まず、ゼミの学問領域を明確に自信を持って私が語れないこと。コース名の「メディアコミュニケーション」を拝借するか、「情報社会学」といった名称で語るか。いずれにしても、それらを明確に大声で語れるほどの研究の蓄積が私にはないし、ゼミをあげて「研究的なこと」を私自身がやっている/指導できているとは到底言えない。「ゼミではこれを学んでいます!」と、大声で言えない。
それと関連することとして、11月まではあまりにもプロジェクト型重視で動いてもらっていた点が指摘される。その一方で、理論や方法論などの勉強や蓄積を、私が全くと言っていいほど怠ってきた。常にプロジェクトの〆切に追いかけられて、闇雲に指示し、手探りで活動してもらうことが多かった。
大変だし時間もお金もかかるけれども、プロジェクト型の実践は楽しいと思う。だけれども、同じく大変で、時間もお金も苦痛も伴う輪読や理論の吸収などは、私自身全くできていない。地に足のついた勉強を、私自身が全くやれていない。
致命的。「研究」ができていない。「プロジェクト」としてばたばたと動いてはいるけれども、反面、その意味をちゃんと私が考えられていない。
なにかしらの研究的な事柄に興味を抱いて2年生はゼミを決めるわけだから、このままだとメッキが剝げておしまい。ゼミ紹介なのであまり自己卑下的なことは伝えなかったと思う。でも、上記のようなゼミのデメリットは、ぼろぼろと私自身の語りにあらわれていたと思う。
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あとは、就職のこと。今までのようなゼミのスタイルで学んできたゼミ生がどのような就職活動の結果になるか、まだわからん。就職が決まることを、社会的に必要とされる人材が育成できていたというように仮に考えると、その人材育成スタイルの評価結果は見えない。企業とのつながりも、他研究室にくらべてはるかに少ないし、OBOGもいない状態で、自分たちで工夫しながら学びの場をつくっていくしかない。
このままじゃダメだな、と、隣近所の他研究室ブースの、理論と実践のバランスがとれた説明を聞きながら気づく。いや、こりゃ大変だ。
