個室都市東京

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フェスティバル/トーキョー2009のプログラムの1つとして開催されていた『個室都市東京』が、はてしなくクールだった。『おしょくじ』アーティストの三宅航太郎さんや、アーティストイン児童館の臼井隆志さんにその面白さを説かれ、池袋西口公園(池袋WGP)へ。


そこにはコンテナのようなもので構成された仮設のネカフェが。


中に入ると、1時間500円で、個室にてDVDが鑑賞できる。DVDには、ひたすら西口公園を行き交う人々に行ったインタビュー(インタビュー協力者は500円謝礼がもらえた)が詰め込まれている。ひとりひとりDVDのパッケージに入っていて、1本4分から5分程度で収録されている。


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このDVDを顔で選んで個室に持っていき、テレビモニタで再生する、というもの。これが無限に面白い。食い入るように観た。すべての人に、同じ質問を繰り返す。もちろん、世代や性別、職業(想像するしかないが)によってその回答が全く異なる。


インタビュー内容には、


・今一番欲しいものは何ですか?
・何歳まで生きていたいですか?


といったものから、


・マクドナルドによく行きますか?
・避難生活をするとしたら何を持ち歩きますか?
・東京は住み良い街ですか?
・あなたにとって家とは何ですか?


といったような、都市論で切り込めそうなお題まで、その順番も含めてかなり面白い。しかも、これが 10人程度だと全く面白くないけれども、おそらく200人以上のDVDがそろっていた。



インタビューのまとめが、こんな風にアート作品になるのか!と目から鱗。in-depthなインタビューだけを志向してきた私にとって、繰り返しの質問によって構成された無数のスポットインタビューが、これほどまでに面白いものになるとは驚きだ。



すごく刺激的で、またすごく充実した時間を過ごせた。興奮した。


WGPという場所もまた秀逸だったと思う。短絡的だが、個室都市の「ニュータウン版」をやってみたいと思う。

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