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写真はゼミ生の渡部拓郎さん
墨東まち見世でスタートした水内貴英さんの『ひと休み書庫』。想像していたものを超えて面白いアートプロジェクトだった。
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向島に関連する書籍を集めた幻想的な室内。そこには4人程度がすわれるソファが用意されており、珈琲とともに好きな本を読むことができる。
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そして、この本たちには鉛筆が付属していて、読み手が「面白い」と感じたところに線をひっぱってもらう。水内さん自身がまちの人の感性や興味を知るためのリサーチプロジェクトとなっているが、来場者は他の人の興味の「痕跡」も楽しむことができる場となっている。激しく興味深い。
誰かの読んだ本を、誰かが読んだことがわかるように展示する。そして、その「誰か」がどこにぐっと来たのか、本を媒介して「誰か」と対話しながら読むことが可能となる。
このような『リアル書籍』を媒介した(アマゾンよりも興味深い)『リアル場』作りに激しく興奮した。本や、本の読み方は人と人とをつなげる。それがゆったりと進行するひと休みカフェの存在は、大学の図書館とは異なる良さがあり、うらやましかった。
このシステムは面白い。手触り感のあるアマゾン・レビュー。大学でも、プロジェクト的に本を介したコミュニケーションのデザインをやってみたい。
