これも菩薩、あれも菩薩、...ぜんぶ、菩薩。

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クウジット株式会社が行っている、iphone 3GSを用いた法隆寺宝物館のガイドを体験してきた。東京都文化発信プロジェクト室の森さん、橋本さん、石田さんにお誘いを受けて、歴女的なゼミ生らとともに東京国立博物館へ。


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ガイドのコンテンツ作成を担当をされた、ソニーのコンピュータサイエンス研究所/クウジットの本條陽子さんに案内していただき、PlaceEngineで位置情報を取得されながら館内へ。クウジットは、ブラタモリアプリも手がけている。屋外のブラタモリはGPSだけれども、屋内の法隆寺はPlaceEngineでwifiをもとに位置測定。


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あらかじめ仕込んでいただいている場所=展示物までいくと、iphoneがぶるっとして映像とともに紹介がはじまる。何が秀逸かといいえば、この紹介の内容。プロの声優さんに依頼して作成した展示ガイドは、とてつもなくチャーミングだった。


数多くの菩薩像を前にすると、


「あれも、菩薩。これも、菩薩。...全部、菩薩。」


「菩薩は、如来にあと一歩...。」


「あなたの菩薩ベストスリーは、どれですか?」(正確には違ったとおもうけど、こんな感じ。)


と、無限にまったりとした口調でイヤホンから聞こえてくる。私にとって、コンテンツが秀逸すぎて、もう面白くてたまらない。「あなたの菩薩ベストスリー」なんて、生まれてこのかた考えたことがない。あんなに「私の菩薩」をさがすために、菩薩の間を往来したのははじめて。


全案内が13分と、全く邪魔じゃない。全て解説するわけではない。ピックアップした6つ程度を13分でガイドする。


むしろ視点が定まって、充実した鑑賞ができた。 iphone越しの「現実」を体験することができた。これは嬉しい経験。



内容が面白ければ楽しいのかもしれないが、見えないものを可視化するのに、iphoneは適しているかもしれない。本條さんともお話させていただいたが、まちなかの『地縛霊』などをガイドしてみたら必ずやぐっとくるだろう。


来年度、向島をフィールドに、PlaceEngine×iphone3GSで、『地縛霊』(じゃなくてもいいけど)ガイドを作成してみたい!激しく。



なお、クウジットのおもしろiphone用コンテンツの1つに、「大江戸妖怪集」というものがある。これは、大江戸線に乗って移動しながら、各駅で妖怪をゲット(しかもリリースもできる)できるアプリ。秀逸。ぐっとくる。


大江戸線に乗りたくて仕方ない。

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